これまでCFO(最高財務責任者)と呼ばれる職種ほど、経営者や株主の期待を裏切って来たことはないと思います。
当社のCFOの定義は、CEOが役割としてやらない(もしくはやれない)、経営の全ての実務を承るポジションを指し、職務領域としては、会計、ファイナンス、財務、税務、法務、労務、総務、広報IR、資金調達、採用、人材育成、経営戦略、マーケティングと多岐に及びます。
CFOの役割は、スタートアップ(創業)企業と中堅大企業の経営再建フェイズの大企業では大きく異なります。前者は資金調達、後者は管理業務が主体となります。
いずれにしても、CFOとは、BSをベースとした財務3表を基に、動的な組織経営をCEOや株主(オーナー)と共に主体的に泥臭く、意思決定を促す、企業参謀の役割だと考えます。